「にしても、お前ってつくづく残念な奴だよな。あーんな素敵な日に病欠してたなんて」 「そうだぜ、植木。あの時の俺達、かーなーり盛り上がってたんだぜィ。な、皆?」 気のせいか否か、どこか俺を煽り立てる様な2人の物言い。 それに、俺の心は激しく揺さぶられる。 “盛り上がっていた” その内容、とてつもなく気になって仕方がない。 「……お、俺もその“バレンタイン合戦”とやらに参加してみたいんだが……」 そして俺は、恐る恐る口を開いた。