美奈子のフカフカ
姫ベッドに、



俺は横になり

身を沈めた。



仰向けになって

頭の下で、手を組んだ。




「やっぱり、落ち着かねーよ・・・・・・」




美奈子に文句。



白い天井をあおぎながら、じっと考える。



今後――。




どきっと、胸の底をくすぐられる単語。



俺の未来?




とりあえず


大学には、入りたい。




普通に、就職できれば・・・・・・。


どこでもいい。




将来――。


美奈子と一緒になったとき・・・・・・。






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