俺の家が、

日本風の一軒家なら


美奈子の家は、

洋風の一軒家。



倉庫に使ってはいるが

オシャレな屋根裏がある。




全体的に、きれいな白で統一された

外観


家の中は、
整然としていて
品がある。


見たままといった感じ。



俺は、そそくさと

美奈子の家族に
ただいまと軽く
挨拶した。




居心地の悪い俺は、すぐに美奈子の部屋にあがった。




美奈子の部屋は、

淡いピンク



同じ色のベッド、
カーペット。
カーテン。


ピンク、白、ピンク・・・・・・




・・・・・・二、三回しか



来なかった理由――



思い出した。




可愛らしすぎな部屋は、恥ずかしくなってくる。




かえりてぇ・・・・・!




俺のシックな部屋がもう、なつかしい。



入って、一分




限界・・・・・・







_