「いいじゃん! 同い年だし、友だち登録ってことで! 後ろの彼女でしょ? 彼女もいいって言ってるわ」 自信満々な発言に、美奈子は疑わしそうに俺を見た。 俺は、とっさに、ブンブンと首をふった。 美奈子が、目で俺に訴える。 きっと・・・・・・ ――翔ちゃんが、なんとか言って? くらいだろうか 俺は、ため息をつきながら さっきから、完全に俺に背を向け 無視しているような 美奈子と同じ身長の肩をぽんとたたいた。 _