「ぜったい、だめなの! なにがあってもなの。 どんな緊急事態だとしてもっ・・・・・・ これなかったら、お仕事、なくなっちゃう厳しい世界だよ?」 美奈子が、身にしみるほど 分かってるかのように、真剣な顔をして言った。 はぁ・・・・・・ じゃあ、病気は? 事故は? 自分じゃどうしようもない・・・・・・。 こと・・・・・・ ・・・・・・とかさ あるかもしれないだろ? それでも、仕事がなくなる・・・・・・? なんて、世界だよ 今いち、ついていけない が・・・・・・ _