†声優アイドルの男子高校生†【3】

中から完全無視。




「おいっ、みんなで力、合わせようぜ!」




遅れてやってきたクラスメートたちも、手を貸してくれた。



俺やクラスのやつら・・・・・・




みんなで、スライド式の扉を開こうと、あいてある隙間に手をつく。




俺が欲しかった力より、ずっと。




強く・・・・・・




ギギギギギ・・・・・・




砂の交じったようなずれた音がひびく。



ようやく。





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