受賞の連絡をくれた秋本さんが

その後あたしの担当編集者になり、


秋本さんは、更なる高みを目指すあたしのために、

自分の睡眠時間を削って一緒に作品作りで悩んでくれるような、

唯一無二のパートナーになってくれた。




―――あの時のあたしは

やる気も活気も溢れてて、

一番キラキラしていた時だと思う。





だってあたしは、


この先の苦難を、まだ知らなかったから。