かんのれあ

大賞受賞者とはいえ、同じ時期にデビューした人なのに、どうしてこうも自分と違うんだろう。


気分転換するつもりが、余計気持ちが落ち込んでしまった。


そして鏡華さんの作品を読んでるうちに、ある事に気づいた。



――あたしが前に書いたものに似すぎている。



以前秋本さんと作り上げ、山崎さんにダメ出しされたあの作品で、

言い回しは違うものの、設定やキャラはそのままで使われていた。