「じゃあ電話してみるよ」



お母さんに電話をした。朝が苦手なので起きているかわからない。




『もし・・・もし?』



「あ、お母さんおはよう」



『あーうん。どうした?』




「あのね、愛ちゃんの弟のライ君何だけど、家で居候したいって・・・」



『もう居候でも住み込みでもなんでもいいから。おやすみ』



ブチッ




あ、切った。




全く低血圧な母親だぜ。





「雪、なんて?」



「いいってさ」




「まじかよ」




「じゃあ、学校行こーぜ雪」




「あ、うん」




「俺もいきてー」




「あ、今度の2月14日に、バレンタイン学園祭があるから来てよッ!」




「わかったーじゃあ気をつけていってらっしゃい」




「いってきまーす」




今日は帰ってライ君の寝どこつくらなきゃね。




そんなかんじで呑気に学校に行った。