出会った日を、覚えていますか?



初めてふたりで街を歩いた日、

好きだと言った日、

会うこともなかったクリスマス、

過去を告げてくれた日、

支え合った日、

傷つけ合った日、

喪った日、



そして別々の道を選んだあの日。




あなたと抱き合い紡ぎ合った時間が、今のあたしを構成しています。


幼くて、身勝手で、だから泣き濡れた日もあったけれど、幼いままに生きていたことは、きっと罪ではないはずだから。


二年ぶりに会ったのに、もっとちゃんと話すことはたくさんあったのに、それでもあなたが今、顔を上げて生きていると知り、嬉しかったんだ。


愛と呼べるようなものではなかったのかもしれない。


弱いだけだったあたし達は、互いに依存し、それは何にもなりはしない関係だと思ってたけど。


でも今は、そうじゃないと思ってる。


乗り越えたことを積み重ねたから、互いに少しだけ成長したんだよね、きっと。


二年経って、大人になれたのかなんて、未だにわからないけれど。


でも、感謝の気持ちを持てるようになりました。


命の尊さを知りました。


だから自分を、相手を大切にしなきゃならないのだと気付きました。






ねぇ、瑠衣。

あたしの方こそありがとう。



今はその言葉に胸を張れるよ。