銀ちゃんの同級生の龍人さんのお店。


こんな高級なお寿司屋さんに入ったことがない。



「今日は俺の奢りだから沢山食べて、こいつこんなんだけど、超寂しがり屋だからさ。この12年間、真子ちゃんの話をどれだけ聞かされたか。マサもそうだよな。」


マサさんが頷いた。


どこまで話してあるのか、不安だ。



「若のやけ酒に毎日付き合わされましたから、酔うと若は俺を真子さんと間違えて抱き付いてくるし、大変でしたよ。」


銀ちゃんの顔が赤い。


可愛いな、銀ちゃん。


「銀ちゃんは真子にそんなに会いたかったんだ。」


銀ちゃんにいきなりデコピンされた。


真子に可愛いなんて、言われたくないと拗ねる銀ちゃん。


やっぱり銀ちゃんは可愛い。


たまらなく愛しい人。


どうして、私がマサさんを好きになるとか心配するのかな。


マサさんが私を好きになることも、あり得ないと思うのに。

何処までも心配性なんだから。


そこまで心配されて悪い気はしないし、むしろ嬉しいです。