TERRIBLE*CASTLE



ル「えっあっちょ…


リウラ様?!」


気がつくと走って城を飛び出した。


城から出たことがなかったがそんなこと気にもしなかった。


辺りを見回してもそこがどこかがわからない。


ただ泣くことしかできなかった。


辺りはまだ賑わっていた。


リウラは近くのベンチに座り込んだ。


リ「…どうしてよ。なんでこんなに胸が痛いのよ。邪魔しないでよ…。

私は一人になりたいの…。痛くて走れないわ…。

痛い…誰か助けて…。」