「結衣ーーー!」 「うわっ!!どうしたの?」 突然、みゆきが抱きついてきた。 「あのね、あのねっ」 ―――――… ――… 「つまりー…ゆう、会長に差し入れをしたいと?」 「そーなの。どう思う?」 「いいと思うよ?」 「ほんと!?よかった~」 差し入れぐらいなら、ぶいぶい言わないでしょ、あの人。