という話を弟にした。

「どういう意味かわかる?」

「俺に聞かれてもなぁ〜。まぁ〜なんとなく分かるような〜。」

「なんじゃそりゃ。」

じゃあ、質問を変えよう。

「お前はさぁ〜弁当残さないのか?」

「残したことないよ。」

「なんで?」

「なんでって。
だって毎日休まず朝早く起きて作ってくれてるのに、残したら悪いし。
それに俺やったらまねできないからかなぁ〜。
俺にできる事は残さず食べることだからじゃない?」

「…そうだな。」

そうだな。って言葉にすれば色々思い出してくる。

寒くても、暑くても…そういえば、風邪引いてても、オカン弁当作ってくれてたな。

忘れてた。のか?
当たり前って気持ちだったから気にしてなかったのか?

って言うかオトンが言いたかったのはこういうことか?