「助けてよっ…………」 小声でしか言えない。 「なんでこんなこと……」 恐る恐る聞く。 「はぁ…お前が悪いんだ!」 「お前が和泉サマと付き合ってるからだろ?!」 私……それだけでこんなこと… 「好きなんだもん…」 “パチン” かわいた音が部屋に響く。 「私だって好きだよ!好きじゃやっていけないの!!!!!」