「………!」 私達が初めて会ったのは、 中学の入学式だった。 親とはぐれて途方に暮れていた私を、 偶然通りかかった相楽が式場まで 連れて行ってくれたのだ。 その時相楽を先輩だと思い込んでいた 私は、同じクラスに彼が居ることに ひどく驚いた。 あの日のことは、今でも 鮮明に覚えている……。 (ってことは、もう三年も…) 三年弱――――…… 中学に入学してから今までの間、 彼はずっと私を好きでいて くれたというのだろうか? .