私達はだるいながらも教室へ
授業中だから私達は
クラスから痛い目で見られた
私はだるそうに席についた
「早苗進路どーする?」
美姫が小さい声で
話しかけてきた
美姫と私は席が隣だから
いつも喋っていた
「取りあえず就職かな」
「そっかぁ…」
美姫はだるそうに
進路希望調査を出して
こう書いていた
"高木くんの嫁"
それを私に見せてきた
「美姫、何書いてんの?」
「将来の夢、私まじだし」
まじなんだ
「そっか…なら頑張って!」
私は教科書とノートを
慌てて取り出して
先生の話に耳を傾けた
美姫はつまんなそうな顔をして
机に伏せていた
私は美姫が心配で
たまらなかった

