眩しい。

この白に染められた部屋に朝日が差し込むと、やたらと眩しい。

昨日、彼女が倒れた後、俺は彼女を先生の部屋へと運んだ。

先生には一通りのことを話をした。

先生は何も言わず頷いた。

その後、俺は眠ってしまったらしい。

「綾、綾。」

俺を呼ぶ声に俺は目を覚ました。

「おはよう。綾。」

目の前には光の中、にっこりと微笑んだレラがいた。