「で、残るは3人ですね」
僕は静かに言った。
「俺は靴なんて隠さないよ!そんな子供っぽいことはしない!」
トキオが言う。
ちょっと慌てているところが怪しい。
「実に下らないな。君の靴に触れることが、まず、大変屈辱的なことだ。クツだけにね……フフフ」
ナナフシは、うまいことを言ったつもりらしいが、そんなのは親父ギャグだ。
「やだ。ナナフシさんたら。うふふ」
しかし、きのこには受けている。
「そうだ。誰がおまえの汚い靴になんて触りたがるって言うんだ。山田丸、おまえ、水虫っていう噂だぞ。」
トキオが言う。
「み、水虫なんかじゃないですよー!誰がそんなこと言ったんですか!」
「誰から聞いたのかは忘れたが、みんな言ってるよ!山田丸が水虫って」
「嘘だ!僕は違う!」
「ともかく、おまえの靴に触りたくないとみんなが思っているのは事実だよ」
「そんな!」
「だから、俺たちを疑うのはお門違いってこと」
「そんな!でも僕の靴は無くなったんだ。犯人は絶対にこの中にいる!」
一生懸命しゃべりすぎて、よだれがたれてしまった。
きのこが一瞬、汚らわしいものを見るような目をしたのを僕は見逃さなかった。
「では、証拠はあるのかい?」
ナナフシが言う。
僕は静かに言った。
「俺は靴なんて隠さないよ!そんな子供っぽいことはしない!」
トキオが言う。
ちょっと慌てているところが怪しい。
「実に下らないな。君の靴に触れることが、まず、大変屈辱的なことだ。クツだけにね……フフフ」
ナナフシは、うまいことを言ったつもりらしいが、そんなのは親父ギャグだ。
「やだ。ナナフシさんたら。うふふ」
しかし、きのこには受けている。
「そうだ。誰がおまえの汚い靴になんて触りたがるって言うんだ。山田丸、おまえ、水虫っていう噂だぞ。」
トキオが言う。
「み、水虫なんかじゃないですよー!誰がそんなこと言ったんですか!」
「誰から聞いたのかは忘れたが、みんな言ってるよ!山田丸が水虫って」
「嘘だ!僕は違う!」
「ともかく、おまえの靴に触りたくないとみんなが思っているのは事実だよ」
「そんな!」
「だから、俺たちを疑うのはお門違いってこと」
「そんな!でも僕の靴は無くなったんだ。犯人は絶対にこの中にいる!」
一生懸命しゃべりすぎて、よだれがたれてしまった。
きのこが一瞬、汚らわしいものを見るような目をしたのを僕は見逃さなかった。
「では、証拠はあるのかい?」
ナナフシが言う。


