月曜日の朝。

うちは未だに覚悟が出来ないでいた。

制服のスカーフを結ぶ手が
小刻みに震えた。

怖い。

脳内には、
この言葉が1つだけ
浮かび上がっていた。

でも、
護の喜んだ顔を思い出すと、
恐怖が少しだけ和らいだ。