ひっきーの恋


手紙が燃え尽きてから、
うちは封筒の中のお金を数えた。

今回は、
いつもの何倍ものお金が入っていた。

「そうだ、制服とジャージ。」

封筒を引き出しに入れて
鍵をかけてからうちは
家に帰ってきた目的を思い出した。

とりあえず、
家中のたんすやクローゼットを探した。

すると、
親の寝室だった場所から出てきた。
コレもきつい香水の臭いがした。