それから暫くして、 護はうちの家の近くまで うちを送ってから帰った。 小走りに家に向かう。 親の車は既に無かった。 かちゃ。 家の鍵を開けて中に入る。 母親のきつい香水の臭いがした。 頭が痛い。 リビングに行くと、 置き手紙と封筒がおいてあった。 手紙を読むとこんな事が書いてあった。