ひっきーの恋


「そっか・・・。」

護が言った。

顔を上げると、
護は悲しそうな顔をしていた。

護を笑顔にしたい。
笑って欲しい。
そんな悲しそうな顔をしないで欲しい。

「やっぱり学校に行く!!」

次の瞬間、
コンビニ内で、
うちはそう叫んだ。

視線が集中する。
恥ずい。

てか、うち、何言っちゃてんだろ?
学校に行くなんて、
覚悟も出来てないのに。