ひっきーの恋


「・・・・。ねぇ、」

俯いたまま、うちは口を開いた。

「・・ん?」

「次は、何時、会える?」

「んー・・・。」

うちの頭に手を乗っけたまんま、
護は少し考え込んでから、
こういった。

「そうするより、学校にきたら?」

「ぇ」

「そうしたら、土日を除いて毎日会えるよ。」

俯いてたから、
護の表情はわからなかったけど、
その声から、
護が優しく微笑んでるのがわかった。