ひっきーの恋


このまま、
ミキたちに調子に乗らせるのは
とても癪に障ったが、

今は黙っているしかない。

機会を待つんだ。

反撃と言う名の仕返しをするまでは
我慢するしかないんだ。





そう必死に
自分に言い聞かせながら
うちはその場を後にして教室を出た。