慎…………慎………… あたし……何一つわからないよ………… 何も………何も………… 何があったの……? どうしてあんな…… あんな………!!! 「あぁ~そうだ。これ渡すの忘れてたわ。」 そう言ってまた現れた刑事の声で、零れ落ちそうだった涙を拭った。 その態度に苛立ち振り返ると、ママに紙を手渡しているのが見えた。 何? 「!?」 それを見たママは言葉を失う――― 何? 「見せて!!」 「……!!」 「見せてってば!!」 「!!」 薄い紙切れは二つに引き裂かれた。 「―――――!!」