私にだって、人並みに恋愛経験はある。 けれど、 これほどまでに私の心を揺らす人は、 チャールズ… あなただけ… 頬にヒヤリとした感覚に、空を見上げた。 どこまでも暗い夜の闇から舞い降りる雪の白さが、何だかとても神聖なもののように思えて、 「ホワイト・バレンタインか…」 珍しい… 冬のバンクーバーでは、雪よりも雨が降ることが多いのに… 私はひとりでいる寂しさも寒さも忘れて、夜空に舞う冬の華を見つめていた。