しかもるかのこと勝手に呼び捨てにしてるし。 なんかムカつく。 「彼氏かよ~?」 「まあね。竜二には関係ないでしょ~」 「あっそうですか~。じゃあ、さいなら~」 竜二と言われた爽やか男は俺に少し頭を下げて少し離れた席に座った。 「誰だよ?」 「友達の竜二だよ」 竜二って、俺以外の人を呼び捨てにしている、るかにムカついた。 このキモチ、確か中学のときに経験したような気がする。 確かあれは中2の夏、ちょうどこの頃だったような・・・。