俺・・・もしかして今最悪な状況に置かれているわけ? 智美が席から立ち上がりこちらに向かってくる。 「死ね!弱虫!」 それだけ俺に向かって言って店を出た。 やっぱり勘違いしてた。 どうすればいいんだ。 「追い掛けなさい!」 「美樹・・・」 「やっと手に入れた大切な人がまた離れていくよ!?」 俺は美樹の言葉を聞いて急いで智美を追い掛ける。 どこだ・・・人込みがすごくてわからない。