苺子白書~イケメン双子に挟まれて!?~


「ハルクンも一緒に行く??」


人差し指を突きだして提案してみる。


「なんで僕が苺子のお見合いに行くんだよ」

コラッって顔して言った。

「だって話してくるからハルクンも行きたいのかなーって…」


アタシったらやっさしーい!


「あのなぁ、俺がいったら伊集院さんが可哀想過ぎるだろ」

そう??

って不思議がってたらアキクンが

「じゃ、俺が行こうかな」


って笑った。

「やったー!3人だ!」


緊張しなくてすむ。

「おい、千秋が本気で言うわけ無いだろ。苺子、相手にするな」

眉毛を寄せて珈琲を口に運ぶ。


アキクンは基本的に冗談ばっかりで最近では何がホントで何が嘘かさっぱりわからない。