苺子白書~イケメン双子に挟まれて!?~


ここで言うおじさんてゆうのは苺子のパパの事。

ハルアキとはちよっと仲良しなんだな。


しかし、苺子の実力わかってないって……

まぁ、ハルもアキも今までの失敗を見てきたからなぁ。


「大丈夫だよ!!今回はきっと成功するって!!仏の顔も3度までってゆうじゃ~ん?」


そぅ、今回は3回目。

この年にしては多いかな??
ま、物はケイケンよね!!

「「……はぁ、」」


ため息の後にハルクンが口を開く。

「イチは日本語が不自由なんだから、難しい日本語を使おうとしないの」


宥めるような口調。


「大丈夫!!苺子はこんな顔でも日本語100ぱ~だから!!道端とかパーティーとかじゃ英語で話しかけられたりするけどね」


どっからその根拠がってハルアキのため息が聞こえる。


「で、今回その可哀想な相手はどちらの御曹司様???」


パタン、と開いていたファイルを閉じてアキが聞いた。


「アタシ知らな「あっ!俺、知ってる。伊集院昶・イジュウインアキラだろ??苺子ちゃん苺子ちゃん騒いでたのあれ、お見合いの事だったのか!」


アタシのセリフを遮ってハルが言った。


なんでっ??


「アタシですら知らないのに、なんでハルは知ってるの!?!?」

ってゆうか、伊集院さんだったんだ……


顔、うろ覚え~。……うるおぼえだっけ?


うちのパパの会社と取引多いから挨拶した事何回かあるハズなんだけど……