苺子白書~イケメン双子に挟まれて!?~


「千秋、これ以上イチを甘やかすな!!イチがここまで我が儘で世間知らずな娘に育ったのは俺たちのせいでもあるんだからな」

パソコンの電源を落としながら言う。


「これくらいの年ならちょっと我が儘な方がいいい女になるんだよ」


真顔で言うアキ。



「そおだよね!!??、そおなんだよハルちゃん!!アタシはいい女を目指してるんだから」


そう言いながらソファー上に仁王立ち。


150cmない身長だから、ただ仁王立ちしただけじゃ迫力ないと思って。

苺子ONソファー!!




「あ!!いい女と言えば……アタシ今度またお見合いするんだって」


アキはふ~んて関係の無さそうな顔。


ハルは目が飛び出そうな位の食付きっぷり。


「なんでまた!?おじさん……苺子の実力分かってないな……」