「あっ、あたしは宮野 まどか。」
そこであたしたちは知り合った。
「ねぇ・・・和也くんって・・・
何歳なの?」
「ん??何歳見える?」
「え?質問??」
あたしたちは歩きながら喋った。
向かってるのはあたしの家。
暗いから送ってくれた。
「うん!何歳だと思う?」
和也はニコニコしながら聞いてきた。
結構距離が近いし、
その笑顔があたしの心をドキドキさせる。
しかも・・・手!
繋いでるし・・・。





「うーん・・・18歳?」
あたしは17歳だからきっと1コ上くらいだろう。
そう思った。
「ブッブー。残念!!20歳でした!」
和也くんはあたしに笑って言った。
「えっ!?うそーーー!!
だって・・・学生みたいだし・・。」
「えーー。そんなに若く見えた?」
その時からかな?
「好き」って気持ちが生まれたのは・・・。