Queen Story

相手を傷つけてしまうと思うと臆病になっていた。

「言葉の暴力」にも繋がってしまうかも知れない・・。



本音でぶつかりあうと、心に傷ができてしまう。

でも傷跡は残らない。

最後には「笑顔」という薬で、癒されるから・・。



『もっと早く、こうすればよかったんだ。』

アリナも笑った。

「変な顔!」

「ミウだって!!」


二人はまた大きな声で笑い、いつまでも響いていた。



アリナはまだやらなければいけないことが、あった。



待ち合わせ場所に向かうと、ケイスケが待っていた。

「いつも、そうだね。
そうやって、待っててくれたんだね。」

ケイスケと会うのは、ケイスケの部屋に行った以来だった。



優しい横顔が自分を待っているんだと思うと、胸が熱くなった。