俺は今日も花屋へと足を運ばせる。 あの子に会うために…。 「あ…こんにちはっ!」 花屋の子は俺に気づくとさっそくナノハナの花を差しだす。 「…ありがと。 でもいいの? 俺…毎日もらってて…。金払った方が…「いいんですっ!」」 彼女は俺の言葉を遮った。 「…あなたは特別ですからっ!」 ドクン そう言って笑う彼女が眩しい。