花屋のあの子に会いに行く。






これはもう、日課になってしまったみたいだ。





もう、通い始めて1ヵ月はたつだろうか。





「よ。」






片手を軽くあげて挨拶をする。







「あ…!」





花屋の子は、俺を見つけて駆け寄る。





そして…





「はい、どうぞっ。」





俺にナノハナを差しだす。







「Happiness must visit you!」