「ナノハナの花言葉知ってます?」






「…花言葉?」






すると、彼女は笑顔で頷く。






「”小さな幸せ”……。」






「…………。」






これが、俺と花屋の子との出逢い。





この日から、俺は毎日花屋に通うようになったんだ。