バレンタイン☆お菓子に込める気持ち【短編集】

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『はぁ…それにしても誕生日ケーキがしぼんだシフォンケーキってどうなの?』

やりきれない気持ちになりながら、帰り道をとぼとぼと歩く。


『あれ?優心なにやってんだろ…?』

もうすぐ家に着くという時、何故か曲がり角を曲がらず壁越しに何かを見てる優心。

『優心!何やってんの?』

「わぁ!バカ!お前は見んな!」

何故か慌てたように両手を広げ、通せんぼしてくる優心。