そしてまた食器を洗い出す母さん。 俺は水の音より小さい声で呟いた……… 「俺には絢しか好きじゃない……」 誰も知らない俺の気持ち 決して母さんにも絢にも知れたらいけない。 神様……。 俺はどうしたら幸せになりますか――……?