自分は特別だって、早く気づけよ… 俺の手の中に納まっている、穂乃歌の小さくて綺麗な手…。 引き止めたまま握ったままだったことを理解した。 その途端に心臓がトクン、と跳ねた。 俺の質問に、分からないと答えた穂乃歌。 1度は床に落とした目… その視線を、上にあげた…。 「俺はただ…。 穂乃歌以外の女と喋るのが面倒なだけ。」 もう、気づけよ? そんな俺の願いも虚しく、どぉゆうこと?と返されてしまった。 深く、1つ。 ため息を吐いた。 可愛すぎ…。天然チャン。 「まだ分かんないの?」