海琉??
海琉なの?ホントに!?

海琉の着ぐるみ着た人じゃなくて!?



「…ごめんねッ…!」


女子は海琉から離れた。




3人共…なんか変ッ!





普段と違う…よね?明らかに。






どーしたモノか…







―――昼休み―――



無駄に長い昼休みがやってきた。


「穂ー乃ー歌ー♪お昼ごはん食べよー♪♪」


芽衣に、というか、親友3人に誘われた。


『うんッ♪』



待ってましたとばかりに返事をした私。


なのに…。



「ごめんねー?穂乃歌は俺等とメシだから♪」

『かッ、海琉!?』

「行くよ。」



海琉は私の手を引き、屋上へ連れて行った。


悪いことしちゃったなぁ、芽衣達に…



強引過ぎるんだってばッ!
狼執事めッ!