狼執事とお嬢様♡





私は頷くことしかできなかった。






今は、支葵の言葉を信じよう。






大丈夫、私たちは、大丈夫―――…









何度も、大丈夫、と唱えるように自分に言いかけた。





その時だった…






















玄関が開く音、それに…




“お帰りなさいませ”





という使用人たちの声が聞こえた。







私の鼓動は、大きく脈を打った。