―――――…… ――… 車内では、さっきの明るさがウソのようだった。 俊も海琉も、間その外に視線を向けていた。 支葵だけが、スッと前を見つめていたんだ。 その横顔に、少しだけ胸がドキドキした。 …誰一人口を開かないのはきっと… 皆が、緊張していて。 それぞれの思いを胸の中で膨らませているんだ。 実際私も…緊張もしているし、何を言ったらいいのかって、すごいなやんでる。 景色が、たくさんの住宅から、 一際大きな庭と家へを変わる… 凛城家に、着いたんだ。