婁唯は、反対するのかな…
こんな私が凛城の長女で…
凛城を背負っていくなんて。
弟としては、嫌なのかな…?
「支葵に俺の一番欲しいものもっていかれたし…
俺が凛城家継いでいい?」
『……そんなこと…?』
「そんなことじゃねぇだろ。
一番欲しいものもってかれたんだよ。」
『ナニソレ。意味わかんないー。』
よかった…
あぁよかった!
婁唯に反対されたら凛城に関わっている人の大半は反対するだろうし…
凛城 婁唯 バンザイ♪
「…バーカ。鈍感。天然。」
『はぁ!?
あんた誰に向かって物言ってるのよ!』
「穂乃歌。」
『凛城の長女よ!
あんたのお姉様でしょう!?』
「俺はお姉さまとか穂乃歌に似合わないと想う。
つーか姉なんて想ってないし?」
『意味不明。
はいはい、用が済んだなら自分の教室に戻れー!』
私は婁唯の背中を押した。
婁唯はグチグチ言いながらも屋上を去っていった。

