「穂乃歌ッ!」
『おはよう♪』
「何さ穂乃歌っ!
学校に来たり来なかったり!」
「一応、心配してたんだけど…?」
『…ごめんなさい。
色々忙しかったというか…』
一番に私の傍に来たのは、やっぱり莉緒たちで。
心配してくれて、ありがとう…。
今日は、支葵達はいない。
私が頼んだんだ。
最初は全然了解してもらえる雰囲気じゃなかったんだけど…
“友達と、私だけの思い出が欲しい”
“執事なしの、普通の高校生をしてみたい”
ただの私の我儘だったけれど…
支葵が一番に理解してくれて。
それからの展開は思いのほか速かった。
3人は了解してくれたんだ。
『私ね…?』
莉緒、芽衣、真衣…
3人は、初めてできた親友で。
昔やんちゃだったこととか、うそをつかずに話してくれて。
だから私も3人に隠し事が積もってしまうのは嫌だ。
だから、言うね…?

