狼執事とお嬢様♡



「…では、お言葉ですが穂乃歌様…


なぜ、執事なのですか………」


『…なぜ……?』




どうして支葵を、執事である支葵を選んだのか…


本来恋愛感情を抱くことは善しと思われない、執事を…?




…深く、考える必要もない。




『頭の固い人ね…


私は好きになるのに身分や年、性別とか、関係ないと思う。


誰が、誰を想おうと、自由じゃないの…?



犬が好きで猫が嫌い。
猫が好きで犬が嫌い。

両方好き。
両方嫌い。


いろんな想いがあるから、人生は楽しい。


恋愛って、恋と愛でできてるんだよね…



すっごい素敵だと想わない?



支葵と私の恋愛は、ちゃんとした、恋で愛なの。

龍が私を想ってくれるのも、ちゃんとした恋であって愛である。



……人を想う事に、理屈なんていらない。



相手を想えるキモチがあれば、私は十分だと想う。』