俺以外、誰が穂乃歌の心を埋め尽くせるんだよ? そんな風に言って、支葵は笑った。 唇と唇が触れ合うまでの時間が、長く感じられた。 「―――行くか…」 『…うん。』 私の家へ…お母様に会いに。 なんていわれたって構わない。 でもこの恋だけは、絶対に諦めたくないの。 部屋を、一歩でた、そのときだった。