狼執事とお嬢様♡







『なんで、抱きしめたの…

余計、離れられなくなるよ…






こんなに好きにさせといて…







ズルイよ…






支葵がいなきゃ、やだよ…』










涙は、もう…止められない。





溜め込んだ思いが、涙と、声と。




止め処なくあふれ出す。











『好き…好きなのに…


自分勝手だよ…好きって言っといて…


好きにさせといて…!



なんで今更手放すの…?』




のどの奥が、焼け付くような気がした…。