狼執事とお嬢様♡






『………



はぁ!?



なんで、ココにいるのッ…!?』



「んー?
あー……なんか、俊とかなんとかにむかついたし?
俺の存在忘れられてんるんじゃないかと思って。」





WHY?


なぜ…龍が私の部屋にいるの??




『忘れてなんか無いけどッ…!
てゆーか女子高校生の部屋に勝手に入らないでよッ…!』


普通にイスに座ってやがりますわ、この男。



「んー…」



龍はゆっくりとイスから腰を上げて、スッと立つ。





「…女子高校生ってゆーか、さ…


婚約者の部屋の間違い、でしょ?」



『んーとね?龍サン。
何言ってるのかよくわかんない♪』



「…これ。
朝、話そうと思ったんだけど…執事に邪魔されるし。

今朝届いたんだ。
彩乃が持ってきて…」


『え、彩乃さん…いたんだ…?』

「いや、まだいない。
家でやること残ってるらしくて。」



そんなことを言いながら、龍は右手に隠すように持っていた封筒を、私に差し出した。



『え……?』



中身を見て、唖然としてしまった。







『婚姻届…?』