狼執事とお嬢様♡


【穂乃歌】





なんだか、俊に偉そうな事言っちゃったかな…?




でも本当に、後にも原点にも戻るつもりなんて無いんだ。





ただ、“これから”を誰と歩んでいくか…



その答えに、少し戸惑っている。







後にも、原点にも戻らない理由は一つで。







だって、過去に戻ることも、過去を書き換えることもできないんだから。







だからひたすらに、マエニススメ。










俊が、小さく笑った。





なんだか、今…

俊の笑顔が貴重なのかもしれない、と今更気づいた。





コノ人って…


普段から笑ってる人だったっけ…?




なんて、考えたんだ。





私は、『じゃあね』とだけ言って、自分の部屋へ向かった。




リビングはなんかか行きづらくて、思わずだけど、部屋へ足を運んだんだ。